女性ホルモンについて
女性ホルモンには2種類あります。ひとつはエストロゲン、もうひとつはプロゲステロン。
エストロゲンとプロゲステロンは、本来バランスよく分泌されます。
月経から排卵直前にかけてはエストロゲンが多く分泌され、排卵日を境にエストロゲンが減少し、プロゲステロンが分泌されます。
エストロゲンの効果
- 子宮内膜を出産に適するようにする
- 乳房を発達させる
- 性欲を減退させる
- 体脂肪、塩分、水を体に溜めさせる
- 子宮体がんのリスクを高める
- 自己免疫疾患のリスクを高める など
プロゲステロンの効果
- 子宮内膜の分泌を維持する
- 乳腺線維種を防ぐ
- 性欲を回復させる
- 脂肪を燃焼させる
- 自然な利尿作用として働く
- 子宮体がんのリスクを防ぐ
- 胎児生存に必要 など
この二つのホルモンが作用してはじめて女性の体はバランスを保ち、健康でいられるのです。
このプロゲステロンの分秘が30歳をすぎて減り始め、35歳をすぎると急激に減少し、閉経前の10〜15年間はエストロゲンの優勢性になり、そのためさまざまな婦人病といわれる症状が現れるのだそうです。
エストロゲン優勢の主な症状
詳細は、ジョン・R・リー博士の著書「最新改訂増補版 医者も知らないホルモン・バランス」をお読みください。
子宮筋腫がわかって、インターネット検索していて出会った本です。製薬会社等の利益追求のため、エストロゲンの補充が一般的な常識になりつつあるようで、プロゲステロンの重要性の欠如が指摘されています。また、詳細な臨床実験やプロゲステロンの接取の仕方なども記載されています。こちらの本は、最新改訂増補版です。